Palacio Real

マドリード王宮（Palacio Real de Madrid）は、フェリペ6世国王の公式住居ですが、家族はこの宮殿に住んでいません。マドリードの中心部、アルムデナ大聖堂の正面にあり、テアトロ・レアルの隣に位置しています。この宮殿は18世紀に建てられ、スペインのバロック様式の優れた例です。宮殿の内部では、豪華に装飾された天井、名誉の中庭、玉座の間、そしてさまざまな時代の美術品、タペストリーや家具の豊富なコレクションを見学することができます。また、国王のキッチンや武具室もガイド付きツアーで見学可能で、宮殿を囲む庭園は一年中公開されています。宮殿はまた、重要な国営行事や交響楽の会場でもあります。

宮殿への入口は、プエルタ・デル・ソル地区から容易にアクセスでき、月曜日から木曜日まで、午前10時から午後5時まで一般公開されています。金曜日から日曜日は宮殿は閉館しており、入場はできません。冬季には、10月から3月まで宮殿は閉鎖されますが、周辺の庭園や小道は一年中開放されています。