アブド・アル・ボボ・コンプレックスは、ウズベキスタンの歴史的な都市キヴァにある19世紀の泥レンガでできた要塞構造物です。1840年代にキヴァのハーンによって建設され、歴史的なシルクロードに沿って位置していました。このコンプレックスには、2つのモスク、マドラサ（イスラム神学校）、キャラバンサライが含まれていました。建築家たちは、多様なイスラム建築様式の要素を取り入れるために、泥レンガと装飾の施された焼き物を使用しました。青、淡い青、ターコイズの過梁とスパンデルで豊かに装飾されたファサードは、独特のイスラムの「メロン」スタイルを作り上げています。テラス要塞もまた、色付けされたレンガとテラコッタのタイルで飾られています。今日、訪問者たちは、その壮麗な美しさと精緻なディテール、タタール様式のミナレットやイラン様式の塔などに驚嘆しています。
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